機械技術を中心とした常駐専門スタッフが、
生産ラインの設計や新技術開発を行います。
一番食品では常駐する専門スタッフ(生産技術部)が 獨自の生産ラインの設計を擔當し、新商品開発?効率化をサポートしています。
私たちが生産する約8,000種類の商品はどれも一様ではありません。粉末商品での粒度分布や固形物の大きさ、液體商品での粘度や固形物の大きさ?形? 配合割合など、それぞれ異なる商品を安定して生産するための緻密で膨大なノウハウを私たちは蓄積しています。
機械メーカーが作った機械をそのまま使うだけでなく、メーカーと一緒になって “ICHIBAN仕様” に変更したり、またはライン設計を工夫して通常では
生産困難な商品を可能にするなど新商品開発の一面も擔っています。
特に一番食品のコア?コンピタンスの1つである「小袋無菌充填システム」はその代表例で、約10年の歳月をかけて1987年に完成したこのシステムは
今も進化し続けています。


無菌充填システム
約10年の歳月を費やして獨自開発した
“無菌充填システム”
「つくりたてのおいしさ、安心?安全な食」を実現!
商品中の微生物を特別な処理で無菌化し、『NASA規格クラス100』 という手術室や半導體工場よりもさらにレベルの高いクリーンな環境で特別に訓練されたスタッフによって充填するというもので、一番食品のコア技術の1つです。
保存量やpH調整剤、アルコール(酒精)などの添加物を加えずに常溫保管できる畫期的な技術で、しかもできたてのおいしさを長期間キープします。
食の安全や信頼を問われるいま、ますます重要な役割を擔っています。
小袋無菌充填システムは 高度な機械技術 ? 品質管理技術 ? 微生物制御技術で成し得た
わが社のコア?コンピタンスです。
どんな商品に適し、どんな優位性があるのか等、商品開発に関する詳細はお問合わせください。


(ガラス窓の內側がクリーンルーム)

無菌充填システムを利用した商品
業務用商品事業ではオーダーメイドで小袋無菌充填商品を開発しています。
だしの香りを重視した商品として 「めんつゆ」「おでんつゆ」そして無塩または低塩の「和風だし」などを商品化しています。
さらに添加物を加えずに常溫保管できる點から、最近は「コラーゲン水」「ヒアルロン酸水」など健康食品への引き合いもいただいております。
また、一番食品の通信販売では調味料として「きわみ」のブランドで複數の商品を販売している他、健康食品も販売しています。


受賞歴
1995年 | 九州産業技術センター優秀賞受賞 |
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2002年 | 和風つゆ「きわみ」 第6回業務用加工食品ヒット賞受賞 |
2012年 | 第4回ものづくり日本大賞 優秀賞授賞 |
